motosuke-takedaの日記

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私

【道新の書評】難波先生より

【道新の書評】
 8/30「北海道新聞」に、浅川澄一による書評「新療法をめぐる迫真ルポ=高橋幸春『だれが修復腎移植をつぶすのか:日本移植学会の深い闇』(東洋経済新報社)が、掲載された。「道新」記事がネットで読めないので、以下に添付する。メールで送ってくれた元北大のDさんに感謝する。これについては、遅ればせながらアマゾンの書評欄に書き込みをした。近々、「買いたい新書」でも取りあげる予定でいる。
 これを担当した「南翔二」という編集者が、
 江部康二・夏井睦『医療の巨大転換(パラダイム・シフト)を加速する、糖質制限食と湿潤療法のインパクト』(東洋経済新報社, 2013/9)の編集者でもあることがわかった。2人の対談本なのにやけに的をついた質問をしている司会者がいるので妙だなと思ったが、それで腑に落ちた。「世の中は目明き千人、◯◯◯千人」というから、ちゃんと先が見えている編集者もいるのだ。

<書評は①北海道新聞独自の書評、②国内新聞(西日本新聞・中日新聞・東京新聞等)の共通の書評、③共同通信からの配信の三つをアレンジして掲載、その多くは②のようです。>
と札幌からのメールにあった。「共同」に確認したところ③ではないと判明した。「中日」と「東京」は、資本は同じで「東京」の編集権だけ(人事をのぞく)が「中日」から独立している。「道新」のオリジナルと思う。「浅川澄一」は1948生、日経出身の医療ジャーナリストのようだ。
 http://diamond.jp/articles/-/73755
 私見では「良心のジャーナリスト」が、もうひとり増えたと感じる。嬉しいことだ。
 9/1「朝日」13面「オピニオン」欄に「終のすみか」という三者三様の意見があり、「東京からの地方移住」をすすめる「日本創生会議」案への識者意見が載っていた。後藤和昌(TVディレクター)「田舎暮らしに適した日本」、浅川澄一(福祉ジャーナリスト)「尊厳守るのは慣れた地域」、養老孟司(解剖学者)「どこで最後、問題ではない」と、それぞれ賛成、反対、どちらでもよいという意見が述べられていた。浅川氏の意見を紹介する。

 わたしも浅川氏がいう「生活の継続性」ということが老人にとって重要だと思う。老人は鉢植えの植物ではない。「延長された表現型」としての住み慣れた住宅、地域、隣人、友人などをひっくるめて「生きている」。そこから無理に引き離すのはよくない。
 わたしの母は、岐阜に住む長男が「引き取る」といって連れて行ったが、すぐに認知症を発症し持病の糖尿病も悪化し、生活の質はきわめて悪くなった。「ここには友だちがひとりもいない」とよく手紙が来た。結局、老人病院で死んだ。この哀れな母の実例があるだけに、「生活の継続性」の切断には反対だ。下重暁子の「家族という病」が私には痛いほどよくわかる。